パリへ
新たなプロジェクトの打ち合わせでパリに行ってきました。
パリに来るのは25年振りの事。
私が出発する前日にノートルダム寺院の火災があり、一瞬テロかと思い心配したけれど違うようで一安心。
と言うのも私が「パリに行く事になった」
と宣言した矢先、各方面より「気を付けて!」「パリは危険、特に日本人は狙われる!!」
「今のパリはもはや、あなたの知ってるパリではないのだよ・・・」など、
ネガティブ情報がわんさか届いて私の不安はMAX状態に…
独身時代は海外旅行が大好きで「旅先で死ねれば本望」と豪語し、世界中どこへでもふらふらと一人で出かけていたのに。
不思議なもので、子供を産んでから海外への執着はほぼ無くなり、この9年余り国内で大人しくしていた事もあり、結構なナーバス状態でパリに向かったのです。
今回私が滞在していたのは、10区のサンマルタン運河近辺です。東京で言うならば、蔵前とか上野・浅草辺りのような感じでしょうか?
映画「アメリ」の撮影地としても有名らしいですね。
この辺りは、小さなビストロやカフェが沢山あって、お値段もお手頃なのが本当に魅力的。
心配していたジブシーもいなくて(今のところ遭遇していない)、日本人も見かけません。
夕方、サンマルタン運河をお散歩してみたら、運河沿いには沢山の人達がビールやワインを片手に集っていて、その姿はまさに日本の「お花見」のよう。フランス人は、暖かくなると水辺に集まる習性があるようです。
気温は20度前後で最高気温は25度まで上がり、半袖でいられるほどでした。
今回パリで、一番怖かったのはスリでもジプシーでもなく、この乗り物・・・
電動キックボード???みたいなこの乗り物が、自転車よりも早いスピードで街中至る所を走り回っています。
なかなかのスピードで走り回っているので、慣れない私は何度もぶつかりそうになりました。どうやらアプリで登録するシェアサービスらしく、街中で借りて乗り捨てる・・・みたいな感じらしく観光には本当に便利そうですが、試す勇気はありませんでした。
そんなワケで、ナーバスな状態で向かった25年振りのパリですが。
街に出た瞬間から私の不安は一気に無くなり、海外旅行好きの血が騒ぎ始めた事は言うまでもありません。
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